複利は凄い、と今では理解していますが、
私自身がきちんと活用する様になってきたのは、ここ数年です。
若い時は投機的な投資を繰り返し、大損をしては入金で補填する感じでした。
年間300万入金し、100~500万損をするみたいな感じだったと思います。
過去と比較にならない大損を出したタイミング(東日本大震災)で、
もうすっかり投資に嫌気が差したものの、投資自体は必要な事は認識していたので、
月10万~の投信積立だけを設定して、放置していました。
当時は、REITとか、海外とか、適当なものを摘まんでいましたね。
ただ、そこから始まるアベノミクス効果はあまり享受できない状態でした。
当時のインデックス投信は、eMaxis系だとSlimシリーズは無く、
通常のeMaxisシリーズのみでしたから、手数料も1%は切っているけど・・・
というのが低コスト投信という状態だったので、今も保有したままの投信は、
割高手数料を払い続けています・・・・。
保有株式も、高配当関連や優待株はともかく、
そうでない株は利益貢献の無い銘柄が多いです。
一時的に上がる事はあっても、売却せずに放置して、また取得金額を大きく下回る、
といった動きをする銘柄も多いですねぇ・・・売り時の判断は難しいです。
◇現状
2018年夏頃にメンタルが回復し、やっと改善に着手し始めた感じですね。
そこからS&P500の積立を始めて、現在ではある程度マシになってきました。
保有している投信は
6割・・・コストの小さい優良なもの
2割・・・ややコストは上がる(0.6%迄)が良いもの
1.5割・・・コストが高い(1%超)が良いもの
0.5割・・・コストが高く利回りも悪いもの:
という感じです。
6割を占めているのはeMaxis SlimシリーズのS&P500で、
2018年8月に12万で積立を始め、コロナで乱高下していた2020年3月から
25万に大きく増やしました(ここで一括で投入出来ないヘタレです)。
結果として、現在では投信全体の6割に到った感じです。
コスト1割以上で利回りの振るわない投信、個別で利回りの低い銘柄辺りは、
来年から始まる新NISAの原資に割り当てていく予定です。
そこで更なる合理化を進める事で、資産形成が完成体に近づく見込み。
一気にやれば良い話なのですが、徐々にしか改善していけないのも、
煮え切らない性分と言うか、ケツ欄力の無い私らしいと思う様になりました。
将来的には円安方向に進んでいくと考えて、S&P500等にシフトさせてきたので、
本格的な円安が進み始めるまでに資産の半分を海外資産に
シフトさせられていた事は、私にしては及第点の動きだったと思います。
(一括でシフトさせていたら、資産が倍になってたっぽいですけど)
◇来年以降は・・・
2020年からアクセルを踏んで投信積立に注力してきた効果が、
最近は多少感じられる様になってきました。
来年~再来年の内には、資産の合理化が大体完成します。
やっと複利効果を十分に享受できる状態になります。
45歳時点では、資産額だけが未達なものの、効率的な運用資産になれそうです。
今後、人生の残り時間がどれだけあるか分かりませんが、
45歳時点で一旦運用体制が確立できるなら、悪くはないのでしょうか。
若い人へアドバイスするなら、投信積立を徐々に増やして頑張ろうって事ですかね。