無気力社畜のブログ

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積立対象の検討(2024年4月)

新NISAが始まり、投資先を真剣に再検討する事が増えました。

 

タイミングとしては、米国が金利高騰で黄色信号で暴落に怯える様になり、

S&P500一辺倒から、別の投資先を検討し始めた感じですね。

S&P500は、資産増加分も含めれば資産の中で相応の割り合いを占めていましたので、

もう少し分散させつつ、米国関連に投資する場合も特化させたいと考えました。

 

◇現状の積立先

・NASDAQ100 17万

・インド関連(iFreeNext、SMTAM等) 25万

・グローバルサウス 5万

FANG+ 5~8万(月5万+毎日0.15万)

SOX 5万

・他海外株式関連 3.75万(DCが2.75万)

 

米国系は幾つか散らばってますが、

凡そ米国と新興国が半々ぐらいの状態で投資している形です。

新興国が多めなのは、予想では米国株式が落ちる可能性が高いと思っており、

落ちたら米国株式の投信へ積立の比重を上げる(安い内に買う)計画の為、

今は新興国(主にインド)を多めに買っている状況です。

 

◇今後について

FANGは長期で積み立てる想定では無かったりします。

 「もし米国が大暴落&長期低迷に陥らなかった場合」

 「長期低迷等に陥っても、強い銘柄が更に伸び続ける状態になる場合」

辺りのシナリオになった場合の対策の様な形ですね。

随分と伸びて来たので、これ以上の成長余地が疑問視されていますし、

実際に何年も伸び続けるとはあまり思っていませんが、

逆に言うと多少鈍化しても、まだ数年は他よりも伸びる可能性はあります。

なので、5年目にでも売却して、翌年に有望な物を買い直しでもしようかと。

 

SOXも、グローバルサウスも、かなり「お試し」感が強いです。

SOXは・・・お試しですね、過去実績の用に推移してくれる事を希望しますが。

グローバルサウスは、そこまでリターンを望めなそうな部分ではありますが、

保有割合を一定以下に制限しておくなら、保有した方が分散としては良いかな、と。

 

新興国って、21世紀初頭でもBRICS等で騒がれましたが、

国力は伸びたとしても、株式に投資した投資家たちとしては、

そこまで大きな富を齎してくれた印象はありません。

新興国全般の投信とか、あまりリターン高く無いですし。

 

◇日本の展望?

ただ、近年の日本は着実に貧しい国へ進んでおり、新興国より未来は暗いです。

「実行金利ーインフレ率」の値が低くなると、通貨安が進むそうですが、

日本はトルコやロシアと同様にこれがマイナス水準です(東南アジア各国よりも)。

日本の場合、金利を上げる事が非常に難しい状況なので、

どんどんと円の価値が下がっていく茹でガエル状態なんですよね。

正直「詰んでいる」と思います。

 

円が下落していて、中国辺りが低迷している状況だから、

日本株式は多少上がっていますが、通貨の価値が下がった以上に伸びる気がせず。

そう考えると、

 ・「実行金利―インフレ率」が日本より高い

 ・今後成長していく国

へ投資していくのが妥当な対策に思います。

 

短期的には日本株式市場も上昇していくと思いますが、

インフラ整備が進んだ新興国に集中していくでしょうし。

ドルやユーロの経済圏の国に住んでいるならともかく、

一人負けの円通貨で暮らす日本人としては、新興国の通貨が弱いから、

という理由でその国を忌避する理由が薄いです。

日本の通貨の方が弱くなっていきますからね・・・・。

(その国の通貨が弱く、欧米からの資金流入が限定的になると伸びは鈍化しますが)

 

◇候補

やっぱり、新興国の中で、経済面で台頭してくる国が有力候補になります。

最近はインド関連の低コスト投信が増えて来ましたが、

他の国の成長国で、低コスト投信が出てきたら考えたいですね。

 

中国は一旦低迷するとして、何だかんだでまた戻したり、伸びていくかな?

以前ほどの伸びはないとしても、内需だけでも成長出来るでしょうし。

国が弱まって、締め付けが緩んでいく感じになると、より民間企業が強くなるかも。

現時点では侵略し始めそうな国の筆頭ですから、投資先に選びませんけれどね。

 

米国系では、今も購入しているNASDQA100が有力候補だと思っています。

レバレッジを利かせた投信は、リタイアを控えた私は避けるべきだと思うので、

その中で成長が見込めて、そこそこ安定も見込めるのは、その辺なのですよね。