無気力社畜のブログ

社畜が怠惰に過ごせるリタイア生活を目指すブログ

総資産と運用資産

以前にも書いていますが、私は総資産が5000万に到達した際、

運用資産は3000万程度でした。

現金比率が半分とは言いませんが、4割程度の状態ですね。

 

よく「3000万到達したら」「5000万到達すれば」みたいな記事がありますが、

多くは運用資産額の事を指している記事が多いと思います。

 

◇運用資産3000万

運用利回りが2桁になった時、資産が増えたんだなぁと実感する金額でした。

「資産形成が軌道に乗った」みたいな状態を感じていた様に思います。

特に相場が好調な時期は、運用資産額の大きさは凄い影響大きいです。

 

尚、独身で資産形成期のタイミングの資産割合を考えれば、

生活費数ヵ月分を除いて、現金比率はもっと下げて良いとも思いつつ、

急落時に追加投入する一定の資産は確保しようと考えていました。

然しながら、2020年3月頃にS&P500が急落した際、買い増しに動けず、

自分の投資センスと度胸の無さが身に沁みました・・・本当に情けない限りです。

 

その結果を受けて、自分には機を見て資金を大量投入するのは無理だと判断し、

インデックス投資の積立額を増加させつつ、

遅蒔きながらNISAも始めて、運用資産の増加は投信積立任せに完全に切り替えました。

 

積立額推移は、大雑把に以下です。

 30歳で月12万 → 38歳で月15万 → 40歳で月28万(+一般NISA120万開始)

月15万ぐらいの時期までは、個別銘柄を物色していましたが、

月28万積立にした40歳からは、個別株はほぼ手付かずです。

(機会損失を避ける当面の現金比率を多少下げる為、

 手堅い銘柄を一時的に買い増しした程度)

 

ただ、積立金額を増やした先から、元々保有していた個別銘柄が買収・合併に逢い、

強制売却するという事が続き、現金比率がなかなか下がらなかったんですよね。

 

◇運用資産5000万

積立額を増やした成果もあり、運用資産がやっと直近で5000万程になりました。

5%も動けば、250万以上も資産が変動しますので、

大きく相場が動いている時は、良くも悪くも影響を強く実感しますね。

 

5000万は”安全なリタイア資金”とは言えませんが、

3~5年放置しておけば、ちょっとした高級車を購入資金になり得ます。

子供の大学進学~卒業までの教育資金を2-3人分は賄える規模です。

つまりは、普通に生きていく上では、不動産以外の大概の支出に耐えられる、

高性能の打ち出の小槌になります。

(3~7%運用で年150~350万、少な目に見積もる為に5%運用の年150万で計算しても、

 3~5年で450~750万という金額になりますし、実際はもう少し見込める筈です)

 

もしも持ち家ローン無しの状態だったら、もうアガリに出来るんでしょうね。

私は賃貸住まいですから、まだまだ足りない訳です。

 

◇運用資産7500万

1億まで想定するつもりなので、中間地点の7500万の場合を考えてみます。

3%運用なら年225万、4%運用で年300万、5%運用なら年375万の収入になる水準です。

 

私は年300万あれば、生活費+娯楽費を賄えると見込んでいますが、

利回り4%なら資金が減らず、年金分だけ増える運用資産額ですね。

最新の研究では3~3.5%の取り崩しで見込んでおけば資産枯渇には到らない、

という内容だった筈なので、利回り3%で試算した場合だと

 ・45歳でリタイア

 ・年300万の生活費

 ・年金は67歳から月10万

という条件で、逃げ切れる見込みになります。

 

つまり、私の生活水準では、ここがリタイア資金を準備する上で1つの「目安」です。

リタイア資金として、予備費の準備もしたいですし、

リタイア後の比較的若い内は車を買って旅に出たりしたいので、

もう少し、プラスαの資金を準備したいと思っています。

 

◇プラスα

運用資産7500万の他、以下の様な準備をする予定です。

 ・予備費(暴落時の生活費等)

 ・贅沢費(快適に車中泊出来る車の購入/維持等)

前者2つにはリタイア時点で500万、1000万は準備するつもりです。

 

予備費500万は、あくまで暴落した時期の数ヵ月間だけ、生活費を捻出するもので、

下落時に資産本体の取り崩しを控えて、資産の大幅な減少を抑えたいものです。

それだけで、運用資産(本体)の運用状況が随分と上向くと試算しています。

 

贅沢費は、増やすよりも配当重視の資産で運用し、比較的早期に使い切る想定です。

私は多分、勿体なくてお金を使わないタイプです。

自分の中で”言い訳”を用意しておかないと、積極的にはお金を使いません。

「お金を使わずに死んでしまう」のは悲しいですから、

自分の中で積極的に使う為の費用を枠として用意し、

それで人生を多少なりとも豊に出来ればと考えています。

 

セミリタイア資金形成後の現状

私はフルリタイアを志向している為、セミリタイア資金が貯まっても、

まだまだ会社勤めを続けている訳ですが、資産が5000万に到達してからは、

お金を多少は使う様に心掛ける様になりました。

 

別に唐突に車を買う訳ではありませんし、

コンビニ等でわざわざ割高な商品を買う様な事もしません。

浪費する訳ではなく、お得な買い物を模索しつつも、

娯楽にお金を掛ける事に躊躇しない様にしよう、と意識しています。

 

リタイア後に給料が入って来なくなった場合、よりお金を使わなくなりそうですし、

頑張ってリタイアを目指して、その結果が倹約三昧のリタイア生活とか、

それはあまりにも悲し過ぎると思うのです。

日々を楽しめる支出は、可能な範囲で使える様にしていきたいので、

贅沢費を予算枠に設ける想定でいます。

 

少しでも、豊な人生にしたいですね。