無気力社畜のブログ

社畜が怠惰に過ごせるリタイア生活を目指すブログ

リストラされたら(多分妄想)

これは、「今日でクビな」と言われた場合の妄想である。

 

資産を貯めてきて、リストラされても大丈夫な様に準備はしてきた、

と過去の記事でも書いているが、リストラされてしまっても、

働かずに〇年は過ごせる筈~、といった資金面でざっくりとした安心材料を書いているのみだ。

 

本当に即日リストラされたと仮定して、本気で検討したらどうするのかが気になった。

 

◇失業手当

これが最も優先度の高い対応だと思われる。

 

リストラされたなら、自己都合退職と違って早々に給付して貰える。

給付日数は、19年目の自分は現時点で240日、2023年度の勤務後なら勤務20年を超えるので270日になる。

給付額は1日7500円程なので、現在リストラにあったら場合は240日で180万になる。

ただ、出来れば給付期間の終盤に面白そうな職業訓練を探して、それを学ぶという事で給付期間の延長を図りたい。

1年少々は失業手当のみで資産を減らさずに生活出来るといいなぁ。

 

◇住居&引っ越し

都心近辺に住み続ける理由が無いので、早急に、安価に郊外へ引っ越しする事になる。独身中高年でも悪目立ちせず、そこそこ発展していて仕事を探しやすく、都内にも比較的出易い郊外の都市エリア近辺を探す事になるだろう。

 

引越しは自力で運び出す事も検討するかもしれないが、準備に時間を取られて高い家賃を余分に払うよりは、速攻で引っ越した方が良い可能性はある。

 

経済的には実家に帰るのが最適解なのだろうが。

一人暮らしに慣れ過ぎた身としては、今更同居出来る気がしない。

そもそも微妙な仲と言うか・・・・とりあえず実家住まいの選択肢は無いかな。。

 

◇勤務要否と形態

失業手当を受けた後の話。

現時点でリタイアしてない、つまりは資金的に完全リタイアは実行不可と判断している状況なので、そのままリタイアへの移行は現実的ではない。

かなり質素な生活に切り替えれば別だろうが、何らかの形で働いてお金を稼ぐ事は必須である。

ただ、「フルタイムで働く(再就職)」か、「パートで働く(セミリタイア)」かは選択の余地があるかもしれない。

 

①フルタイムで働く場合

40歳を過ぎ、完全リタイア出来ないまでも、リタイア資金はそれなりに準備してきており、新たに正社員を目指すのは必須では無い。

もう、そんな責任やストレスを背負って、新たな現場で一から頑張りたくはない。

当面のお金を稼がないといけないとしても、割り切って最低限働きたいものである。

 

が、先立つものが十分とは言い難い。

現状の投資資産はインカム目的の銘柄は少なく、取り崩すにも低迷相場の今は資産目減りが著しくなってしまう。

数年間限定での働き先で、支出も抑えられたりすると最高だ。

フルタイムで働けて、期間限定で、且つ支出を抑えられる(投資も出来る)様な職業、自分にぱっと思いつくのは期間工ぐらいしか無い。

 

②パート・アルバイトで働く場合

景気が良い時期なら、4%ルールをマイルドにした2-3%取り崩しをしつつ、軽いバイトで月数万を稼いで暮らすセミリタイア生活を選んでいたかもしれない。

然しながら、資産運用の方が当面は低迷相場になる想定である。

なので、がっつりなバイト(月十万少々)をするか、軽いバイト(月~8万)+Uber(月数万)の掛け持ちなどが現実的だろうか。

 

最近は時給も上がっているので、月10万円台前半ぐらいならば、そこまで非現実的な数値では無いと思われる。

現在は月3万ぐらいしか配当を貰えていないので、現金の一部を配当株に回し、月5-6万まで配当を増やし、それにバイト代を足せば、今とそこまで生活水準は変わらずに過ごせる筈だ(=セミリタイア達成である)

 

◇運用計画見直し

失業給付やバイト等による収入を含めても、投資計画は大幅な見直しが必要になる。

ただ、2024年度からの新NISAでは、年360万投資するのは不変にしたい。

現状も現金比率は4割くらいあるので、何年かは生活も出来るし、NISAの積立も並行して可能だが、途中で底を尽きる。

バイト(セミリタイア)なら、そもそもインカム目的の銘柄を買ってしまっているかもしれない。その為、NISA積立は保有済の他資産を売って買い直す事になるだろう。

 

これは、一旦売却する事で税金分が引かれたり、それに伴う複利効果の減少等が見込まれるものの、その後20-30年分の複利効果により、利益を積み上げられた後に無税で利確出来る方が、ずっと利益が大きくなる事を見越してのものである。

逆に、そう思わないのであれば、積立投資をするべきでは無いと思っている。

 

一方で、クレカ積立による資産運用でポイントも狙う形は、止めざるを得ないだろう。

むしろ、お小遣い稼ぎとして「即売却」でのクレカ積立利用を検討したい。

複数のカード/証券口座で並行して月5万ずつのクレカ積立を行ない、0.5~1%程度のポイントを貰いつつ、積立後は即時売却するものだ。

債券100%かそれに近い投信を選ぶ事で、価格変動がほぼ無い状態で即売りしていけば、売買による損失は殆ど出ない。

ポイントだけ貰う、乞食戦法になる。

この方法なら、低予算で比較的安全にポイントのタダ取りをしていける。

リタイア後なら、そういうチマチマしたもので小遣い稼ぎも必要だろう。

リストラされた想定なら、猶更である。

 

◇支出の見直し

家賃については上述の通りだが、収入減少に伴う支出の見直しは必要だろう。

 

ただ、自分の場合は主に削れる部分は「娯楽費(漫画購入費)」になる。

年間で数十万程度は買っているので、その分を抑制する。

 

ちなみに普段の支出からは、家賃と漫画購入費以外に減らす余地は少ない。

家賃・光熱費・通信費・娯楽費以外の支出は、月5万以内に収まっている状況だ。

通信費は現在が2400円/月で、光熱費も抑えて生活している。

何万か減らせる余地があるとしたら、交際費ぐらいだろうか(お年玉とか)

 

普段は支出として意識していなかった部分では、給料天引き関連のものがある。

面倒なので放置してきたが、入社時の勧誘でガン保険に入らされているのだが、20年前の保険内容で現在も機能しているのか怪しい。そもそも一時的な支出は貯蓄から十分に支払えるので、保険自体を活用するメリットがあまり無いので、解約一択だ。

(リストラ等が無くても、即解約するべきなんだろうが・・・・)

 

家賃を年30万、娯楽費を年60万、保険を年5万、交際費を年5万ぐらいずつ節約出来れば、100万程度は年間支出を圧縮できる。国民年金や健康保険料の支払いが新たに増えるとしても、現行比でそこそこ抑えられそうだ。

 

皮算用をしてみて・・・

失業手当が貰えている期間は問題無いが、それ以降は運用が上向いてくれないと、軽いバイトでは少しずつ資産が減っていきそうだ。

期間工等になれば維持or増やせるので、非常に嫌だが今時点でリストラされたら、そっちを志向するかもしれない。

つまりは、そうならない様に今しばらくは会社にしがみ付こうね、という事かな。

 

また、出口戦略として、リタイア生活に入る前にインカム目的の資産に切り替えを一部進めていく必要性を改めて感じた。

リタイア頃まで資産増加目的のインデックス投信を掴み続け、リタイア時にインカム目的のものに切り替えたいとは漠然と考えてきたが、具体的に何をどれぐらい、という検討は出来ていない。

 

短期的にはともかく、長期的には対外通貨に対して円安方向に動いていく筈なので、米国の債券も長期ならば、選択肢に入れても良さそうである(特に高金利の今ならば)。

数年後は円高になってるかもしれないが、20-30年後の為替は円安方向に動いている可能性が高いと予想している(国の労働人口が激減する日本と、上昇し続ける米国を比較したら、通貨の強弱も方向性は通貨安になってしまうと思っている為)。

最近は以前(昨年の110円頃に比べて)円安になったが、これが今後の将来と比較しても円安と判断出来る水準なのか、と言われると円高気味な気がしている。