高額当選した人は、
「一気に生活レベルを上げて使い切ってしまう」
「周囲に自慢して、金の無心をする人が群がってしまう」
といったケースを良く耳にします。
私は比較的保守的と言うか、堅実派だと思っているので、
一気に生活レベルを切り替える様な事はしない、と思っています。
ただ、以前は”実際に当たったら多少は浮足立つかも”とは思っていたので、
最初の数年は運用を試しながら、様子見する様な妄想をしていました。
ただ、最近は仮に高額当選しても、浮足立つ事も無さそうだと考えが変わりました。
勿論、凄く嬉しい事ではあるのですが、動揺する程ではないというか・・・。
何故なのかを考えたときに、「歳を取ったから」というのもあるでしょうが、
それ以上に「一定の資産を堅実に築いてきたから」だと思い至りました。
(勿論、宝くじの高額当選金額には、全く及ばない程度の小金ですが・・・)
要は、資産状況に応じて金額に対する感覚や価値観が異なる、という話です。
極端な話、貯蓄0の人と富裕層の人とでは、お金の価値感が違います。
貯蓄が1000万/3000万/5000万・・・と上がっていくに連れて、
当選金額に対する衝撃も薄れていくのは必然だと思います。
よく「高額当選=人生逆転」と表現されたりしますが、
自力で一定の資産をコツコツと築いてきた人にとっては、
「人生逆転」ではなく、「強い追い風」の様な感覚になるのかな、と思います。