うちの会社でも、初任給が大幅に増額されました。
恐らく私が5年目ぐらいだった頃と同程度ではないかと思います。
今年度までの新人も私の頃よりは多少高いですが、5万程度UPされましたので、
2~4年目ぐらいの若手よりも、来年に入る新人の方が高給取りになります。
会社側は調整する、と言っていますが、どうなるんでしょうね。
流石に額面で逆転させないとは思うのですが、
人件費の予算は大きく変わらない訳です。
◇懸念
逆転しそうな若年層は一律昇給させ、優秀と会社が捉えている上の層は据え置きし、
中間層の給料を下げる方向に動きそうな、そんな嫌な予想をしています。
私の様な、非エリートおっさん社員がターゲットになると思うのです。
転職市場で競争力は高く無いですし、若手社員のモチベを上げつつ、
上の社員のモチベにも影響は限定的で、不要な社員を勝手に退職を促せる。
会社からしたら、良い事尽くめの措置ですからね。
名目上は
「より正当に評価出来る様、人事評価の仕組みを是正する」
とか言い出しながら、中間層の社員の扱いを下げる未来が見えます。
これまでもその傾向はありましたが、恐らく顕著に進みそうですね。
◇対策
ありません。
出世を拒否し続けたおっさん社員が、今更どう足掻いても無駄です。
◇出来る仕返し?
とは言え、素直に受けるのも癪です。
「在宅勤務でサボっているだろ」と言われたら、ぐうの音も出ませんけれど、
サボり始める数年前までは、給料以上にがっつり社畜をしてきました。
未だって全く何もしてない訳ではありませんし、
同期よりは低い水準の給料だと考えれば、そこまで寄生している訳ではない、筈です。
出来る仕返しが何かを考えた時、真っ当な方法は
「転職して頑張って高収入になって見返す」
だと思いますが、そんな方法は今更取れるとも、取りたいとも思いません。
なので、
「待遇を下げる?ならばその待遇に応じた仕事しかしませんよ?」
という、とても後ろ向きなスタンスです。
やれることは、以下の3点でしょうか。
①有休を限界まで取得する
社畜時代からの流れで、本来は勤務扱いになる健康診断の日や、
夜間トラブル対応空けで勤務免除される日等に有休申請して、
表面上は怒られない最低限の有休消化をしている形にしてきました。
ここ10年でこの辺の事情は大幅に改善されているので、実際は不要な処置です。
これを普通に、且つギリギリの日数まで有休を取る様にすれば、
会社側は恐らく年間で0.5~0.7人月分ぐらいの労働力を失う筈です。
(最近はサボっているので、その半分ぐらいかな・・・・)
②トラブルコールに極力出ない
この3連休でも電話は3回ほど対応しています。
これにほぼ出ない様にするという話です。
デメリットは周囲との人間関係ですかね。
③自分の仕事以外はサポートしない
元々、社畜時代は何故か「照会されたら担当外の事でも出来る限り対応する」を
モットーに10年以上仕事をしていたのですが、モチベを失ってからは、
少なくとも明確にお願いされてしまった事以外は、やらない様になってきました。
(以前は原因調査や改善策の検討をして提示したり、献身的だったのです)
これを更に進めて、角が立ち過ぎない程度に自分の仕事以外はやらない、
という形を推し進める感じですね。
①の派生として、通院等は週末にしているのですが、
これも平日に行く様に定時ダッシュや半休取得に変えていく所からですかね。