確定拠出型年金とやらに約3年前から加入しています。
掛け金は企業が負担してくれる・・・と巷のネットで見かけますが、
うちは基本給から2.75万がそもそも差し引かれ、
それが企業DCの原資として投入される形になっています。
(月収の基本給が30万だとしたら、27.25万にされ、
引いた2.75万を掛け金として運用されているイメージ)
年間33万円は年収額面から減ってしまいますが、
会社の説明ではそれで賞与等は減らされないそうで、
税金分だけ得になる事が見込める、という様なお話だったと思います。
年間33万の積立なので、現時点で100万いかないぐらいの積立ですが、
先週確認した所、20%以上は上昇してくれてました。
仮に定年退職まで続ければ、恐らく相応の金額になるんでしょうね。
私は早期退職志望なので、あまり関係ないのですが、
貯蓄が出来ない人からすれば、とても良い制度でしょうね。
◇企業側メリット
企業は金融機関と契約する際に支払いが発生している筈ですが、
一方で厚生年金の企業負担等も減るので、経費削減メリットがあります。
◇困る層
この2.75万で生活が破綻するぐらいカツカツ家計の場合でしょうか。
それは、そもそも生活を改めるべきだと思いますが。
◇20代から積み立てた場合
20代から積み立てていたら、恐らく定年時点で元本だけでも1500万近く、
運用利回り5%なら、5000~6000万程度になっている計算です。
これだけあれば、老後の資金は問題無さそうですよね。
しかも、普通に自前で運用していた場合、差額の4000万近くの収益部分に対して、
税金が掛からないという制度だった筈(一括受領等を選ばなければ)。
4000万×税率20%=800万ですから、これだけで2-3年暮らせます。
極端な話、20-30代から確定拠出年金を始め、定年まで勤めあげるのであれば、
老後資金は確定拠出年金+厚生年金だけで十分な気がします。
これにiDecoも足せば、少し余裕が出るでしょうし、
毎月年金+αが月50~100万になる人もチラホラ出て来るんじゃないでしょうか。