無気力社畜のブログ

社畜が怠惰に過ごせるリタイア生活を目指すブログ

【商品レビュー】電気毛布・電気ひざ掛け

ふるさと納税で「電気毛布」を頂いたので、レビューしたい。

今回入手したのは、「電気敷毛布」と「電気ひざ掛け」である。

(つけたリンクは近い商品であって、入手したものでは無い)

 

◇電気敷毛布

 家庭用コンセントと繋げて使用する電気毛布。

 電源を付けずに毛布として利用するだけでも、それなりに暖かい。

 そして、電源をONにした場合、最弱設定だとほのかに暖かさが増す程度だが、

 中以上の設定にしていると結構本気で暖かい(というか暑い)。

 寝る前の布団の中が寒い、みたいな事はまず発生しない。

 放置しても3hで勝手に落ちるので、安眠妨害にもならない素敵仕様。

 冬にベッド・布団の中で引き篭もる事の多い方なら、非常に有用な装備である。

 現在は体の下に直接敷いており、すぐに形が崩れてしまう。

 本来はシーツの下にして利用するらしい(それは面倒でシーツの上に敷いてしまう)

 

◇電気ひざ掛け

 USB電源につなげて使用する電気毛布で、モバイルバッテリー用ポケット付き。

 これは将来的に車中泊がしたかったので、それに向けても便利そうなのでGetした。 

 コンセント利用の電気毛布よりも出力が弱いとうか、電熱線部分?が少ない。

 椅子に座り、オットマン等に足を放り投げ、ひざ掛けを掛けて昼寝をしてみたが、

 十分に暖かさを実感出来て快眠出来た。

 リモートワーク時にも使ってみた限り、そこそこ暖かいですね。

 雪国など寒い地域ではパワー不足かもしれませんが、

 東京等で気密性の高いマンションの室内なら、十分な暖かさを確保できます。

 ひざ掛けを更に上から利用して、熱を逃さない様にすればかなり良い感じです。

 将来的には車中泊でも実力を発揮してくれる事が期待出来る感じです。

 

電気代があまり掛からない点を考慮すれば、どちらもコスパはとても良いです。

節約用アイテムとしても、良い選択肢だと思います。

4%ルールについて②

以前に「最新の研究結果では3.5%が妥当で、税金考慮で3%程度で見る必要がある」

という事を書きました。

 

hatarakitakunai1980.hatenablog.com

 

そもそもこの4%ルールは、

 「長期的に見て、S&P500は最低7%での運用益は見込めるから、

  インフレ率を3%と見て4%は元本減らさずに使える」

という考え方をベースにしています。

 

そうすると、仮にS&P500に投資する場合、幾つか前提が変わります。

 ・米国のインフレ率は関係ないので、日本のインフレ率で見るべき

 ・円とドルの為替差損の考慮が必要

 

◇日本のインフレ率

21世紀以降のインフレ率が高かった年は以下、それ以外は1を超えない。

 ・2014年の2.76%(消費税を上げた事で物価の上がった)

 ・2008年の1.38%(原油高騰?翌年は同じぐらい下がってる)

これ以外は0前後(マイナス含む)で推移しています。

平均したら全然1にも満たないので、流れが今後変わってくるとしても、

インフレ率は2%の設定でも過剰なんじゃないでしょうか。

 

◇為替

1ドル50円になる程、円が強い通貨になる事はまず無いでしょうし、

1ドル360円の状態に戻る事も、よほどの事が起きないと無いでしょう。

現実的に80~150円ぐらいでしょうか。

(日本の国力は低下の一途なので、徐々に円安方向にレンジが移っていく筈)

 

為替ベースで3-4割ほど、資産が増減する可能性があるという感じで。

これの解決策は、ドルベースで取り崩す%を見れば良いだけだと思います。

それで生活費が不足する様なら、働くか節約で凌ぎましょうって感じですね。

 

上記の結果から、「S&P500に全力投資している」と仮定した場合は、

インフレ率の分だけ差し引くのは多くても2%で済むので、

結局「4%」取り崩す事が可能なのでは?という話になります。

 

ただし、ドルベースでの話であり、円が1ドル120円の時/80円の時では、

引き出せる金額が日本円ベースでは1.5倍違ってくる、という感じです。

 

S&P500からドルベースで3%の割合で取り崩す想定だと、日本円として見ると、

為替変動で2%弱~4%強ぐらいの金額(円ベース)になります。

運用資産1億をS&P500で保有していた場合、年間の取り崩し金額が

日本円で200万弱~400万強と相応に幅が出来てしまう感じですね。

 

持ち家無しだと200万弱では結構な節約生活になるので、もう少し生活費が欲しい。

大きく円高に進んだ年は、取り崩さずに数年やり過ごせる様に別枠の資産が必要です。

(そうなると、どんどんリタイア時の資産が必要になる訳ですが・・・。

 臨時で働く、というのも選択肢ですね・・・・)

 

職場の人達との金銭感覚の違い

主に私よりも年上世代に多いのですが、金銭感覚が違うな、と思う事が多々あります。

職場で自分よりもお金を使わない人は本当に極僅かです。

子供部屋おじさん・おばさんには、私も敵わないですけど。

 

職場の人達は、良い車を乗り回したり、頻繁に旅行したり、ブランド物を買ったり、

ゴルフ三昧な生活をしていたり、通勤電車が嫌だからタクシー通勤したりと、

派手に出費している人が結構多いです。

勿論、そこまで派手には使わない人も居ますが、質素な生活ぶりの人も、

家などの一点豪華主義で、他を節制しているだけだったりします。

 

派手にお金を使う方が「人生を謳歌している」とは思うんですけど、

貧乏性な自分は、そういうお金の使い方が出来ないのです。

 

責任の少ない仕事をコツコツこなし、質素に暮らして小金を貯め、早期リタイアする。

リタイア後は小さな贅沢に満足しながら、のんびりと余生を過ごす。

そんな人生プランの人間は、少数派なのでしょうね・・・

失業手当について

リタイア後、失業手当は是非貰いたいな、と考えています。

 

自己都合退職になるので、自分の場合は150日分が支給される見込みです。

45~59歳の場合、1日の給付額上限が8355円なので、150日分で約125万円。

多少の労力でそれだけ頂けるなら、是非とも手にしたいものです。

 

職業訓練に通えば、失業手当の支給期間が延長されるので、

給付期間が終わる間際から職業訓練に通うのが一番効率的ですが、

流石にそこまで最高効率を目指すつもりはありません。

就活を長期間繰り返すのも面倒ですし、面白そうな訓練内容があれば、

早めに職業訓練に応募するのも手かなぁ、と考えています。

 

リタイア生活を豊かにしてくれる、趣味に繋がるものか、

在宅で少しお小遣い稼ぎ出来る様な内容を選びたいですね。

 

ちなみに、雇用保険料は現在は雇用者個人は0.3%、事業主は0.6%の計0.9%です。

(2022年度辺りから負担率が上昇しそうですが・・・)

 

ぶっちゃけ、事業主負担分も考慮すれば、フルで貰ってもマイナス見込みです。

なので、貰いたいというより、取り返したい、と思っています。

副業について

私は副業をしていません。

このブログはただの日記なので、収益を上げられるとは思っていませんし。

 

私は「諸々センスのない」人間である、という自覚があります。

お金を稼ぐセンス、人との距離感を測るセンス、ファッションセンスなども無いです。

 

副業などで会社員としての収入以外の稼ぐ手段があれば良いとは思いつつも、

自分に出来るのはインデックス投資等で地道に運用益を稼ぐ程度と諦めています。

 

ただ、副業はとても良いものだという認識はあります。

リタイア後も、趣味の様な形でストレスや時間の拘束も無く続けられるなら、

個人事業主として、生活費の多くを経費にすることも出来るでしょうしね。

 

現状、私は投資額を積み増して運用益によるリタイアに照準を絞っていますが、

まだ若い方なら、副業も幾つかトライしてみる事をお勧めします。

時間を掛けて育てられる類のものなら、学生から始めても良いです。

 

若さ=可能性です。

そんな風に若い人を羨む気持ちを自覚すると、歳を取ったんだなぁと実感する。

精神は全然成長していないのになぁ・・・・

リタイア後に住む場所について

リタイア後に何処で暮らすのか、最終結論は出せていません。

 

有力なのは、郊外でそこそこの街の賃貸暮らしです。

田舎暮らしは考えていません。

独身中高年で無職でも生活し易いのは、どう考えても都会暮らしです。

田舎暮らしだと、近所の監視を避けるなら本気の山奥暮らしでしょうか。

しかし、本気の山奥暮らしは買い物も面倒ですし、虫嫌いなので厳しいです。

 

次点は実家に戻る事です。

生活費の面では最も良いのですが、実家の自室は4畳半しかありません。

PCやデスク等、家具・家電はほぼ捨てないといけないぐらい狭いです。

また、そもそも両親はアーリーリタイアを許容しない感じなので、

リタイアして同居するのは難しい、というのが一番大きい問題です。

 

現役の内に実家を建て替えて、両親と同居する案も考えられるものの

生活リズムが合わな過ぎて、つまらない事で衝突してしまいそうですし、

兄弟もいますので、相続問題も出てきて厄介な話になりそうです。

 

現時点での想定は、リタイア当初は郊外へ引っ越してリタイア生活を満喫しつつ、

親の介護等のタイミングで実家に戻るor近辺に住む。

という感じかな、と考えています。

 

車もそうですが、家もリタイアを遅らせれば良いものを選べるんですよねぇ・・・。

リタイア可能な資産(1億とか)を投資した状態で2-3年働けば、1000~1500万増える。

そんな事を考えると、ずるずる遅れてしまうので、どこかで決断が必要ですね。

4%ルール(3%ルール)について

◇一般人の早期リタイア実現形式に対する個人的感想

根っからの富裕層以外の一般人がアーリーリタイアを目指す場合、

実現方法は凄く大きな分類にすると

 ①貯めた預貯金などの金融資産を徐々に使い潰す

 ②不動産投資の収益で生活費を丸ごと賄う

この2つが主だったのではないでしょうか。

 

そして、後から

 ③上記①にバイト収入を得る事も前提にしたセミリタイア

 (=資産減少ペースを抑え、少ない資産でリタイアを実現する)

という思想も一般化してきた、という流れだった気がします。

(元から富裕層の方は、債券系で実現していたのだと思いますが)

 

①②は資産を十分に準備したフルリタイアですが、到達できる人が少ない。

それでも社畜を脱したい人達の中で、実現がやや容易な③志望が出て来るのは、

納得のいく流れです。

①③でリタイア計画を練った人は、逃げ切り計算機を利用された方も多いでしょうね。

 

◇4%ルールについて

昨今の「4%ルール」ですが、非常に分かり易いのが特徴です。

基本的に③の考え方の延長で、数値が具体化されただけですが、

投資センス有無を前提にしておらず、誰でも再現可能ですし、分かり易いです。

元からアーリーリタイアを検討してきた人にとっては、

 「逃げ切り計算機で試算していたやり方の裏付け理論が一般化された」

という感じでしょうか。

 

ただ、4%ルールは死ぬまで資産が0にならないという事で上記①に該当しますが、

上澄み分だけ引き出す様な仕組みであり、「資産を減らさずに生活する」

という考え方に近いものだと思います。

なので、生活費の25倍まで貯めなくても、寿命として想定される年齢まで

資産が目減りし続けていく事に耐えられるならば、もっと早くリタイア出来ます。

(おススメはしませんが)

 

また、ちょっとしたバイトを許容するなら、更にリタイア予算を大きく下げられます。

それこそが、セミリタイア志望者が増えている理由の一つですからね。

贅沢は望まず、自由な時間を何より優先したい、という方には納得の生き方です。

 

◇個人的には3%ルールを推奨したい

ちなみにここまで”もっと少ない予算でリタイアも出来る”と書いていますが、

私としては、もっと安全策を推奨したいと考えています。

 

「4%ルール」はトリニティスタディをベースにしていますが、

より長期間の運用シミュレーションが行われ、最新の結果としては

「4%は少し不安で、3.5%辺りならまず安全」となっているそうです。

インデックス投信の手数料/税金も加味すれば、3%辺りが妥当な値でしょうか。

 

なので、「安全第一なら3%ルール、年間生活費の33倍の資産構築」と設定して、

年金は、物価・医療費高騰や相場低迷時の保険、ぐらいに考えておきたいです。