無気力社畜のブログ

社畜が怠惰に過ごせるリタイア生活を目指すブログ

アーリーリタイア(FIRE)について

◇リタイア年齢について

リタイア時点で身体を壊していたら、元も子もありません。

なので、リタイア後にしばらく動ける年齢でリタイアしたいと考えています。

 

自分の寿命がどのぐらいかを知る術はありませんが、

一般的な健康寿命は男性なら72歳、平均寿命まではそこから10年前後だそうです。

健康寿命の1/3を残してリタイアするなら、48歳辺りが目安かな、と思います。

(生涯独身の男性は平均寿命自体が67歳らしいですが・・・)

 

必要なリタイア資金は、人それぞれです。

生活費が月15万の人と、月50万の人では、必要な資金が全く異なります。

48歳リタイアで、平均寿命までだと35年弱、もう少し伸びるだろうから40年と見ると

 月15万の場合:15万×12ヵ月×40年=7200万

 月50万の場合:50万×12ヵ月×40年=2億4000万

途方も無い金額ですね。

 

◇リタイア資金(預貯金取り崩しのみの場合)

自分の生活費は20万/月くらい、娯楽費等の余裕含みで25万/月として、

 25万×12ヵ月×40年=1億2000万

そこから年金見込み額を引くと、8500万程が48歳リタイア時に必要な金額です。

貯蓄から取り崩す場合、純粋にこの金額が必要になります。

 

◇リタイア資金(FIRE達成Ver)

FIREとセットで語られる4%ルールの実現ケースを考えてみます。

税金等を考慮して、実質3%と仮定して計算すると、

月25万(年300万)を元本減らさずに過ごすのは、

 300万÷3%=1億

1億円が必要になります・・・大台ですね。

 

◇リタイア資金(死亡時にお金をほぼ残さない逃げ切りVer)

尚、元本を徐々に目減りさせていく前提であれば、もっと少ない金額で済みます。

逃げ切り計算機で試算した限り、48歳時点で5800万あれば逃げ切り可能です。

預貯金切り崩しパターンより3000万近く少ないので、可能性がぐっと上がりますね。

とは言え、相場が大きく下落した場合に備えた予備資金の考慮は必要ですが。

 

当たり前ですが、「生活費を下げる事」が出来れば、必要資金は激減します。

ただ、リタイアしたいが為に「これぐらいまでは節約できる」と考え、

大きく下げて試算してしまいがちなので、その点だけ要注意でしょうか。

億万長者ではないリタイア志向の人なら、贅沢しない人の方が多そうですけどね。